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あのころ

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冬枯れの寂しい季節

吹き荒ぶ風の音を糧とし

店にこもり

ストーブのそばで

うすら寒さに震える時

僕は憑かれたように

バッハを聴いた

灰色の冷え冷えとした午後から

逃げ出すために

レオンハルトの弾く

パルティータ・ロ短調を

 

 

 

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